山形県米沢市で進行中の2世帯住宅が上棟しました。
台風19号の前に屋根葺きが完了してひと安心です。
米沢市に何かと縁があり米沢市で3棟目の住宅です。
米沢での設計で気をつけていることは
●雪に耐える設計
●排雪ルートを考えた設計
●雪に耐える軒先のデザイン(新潟の雪より雪庇ができやすい)
初めて米沢で住宅を設計したときにはこの雪庇の威力が分からず
現地の杉本工務店さんに色々と軒先の納まりを教えていただきました。
(南側ファサード)
シンプルな屋根形状のほうが雪の動きをコントロールしやすいので
大屋根で家全体が屋根に包まれるようなデザインになりました。
手前に見える既存樹木は桜で木の下に小さなテントがあるのわかるでしょうか。
このテントは施主のお父さんの憩いの場でテーブルとベンチが設置されています。
現在は現場の皆さんの休憩所になっています。休憩所の楽しそうな雰囲気はまた次回に。。
(北側から南側を見る)
薪ストーブのある家なので煙突があります。
私の憧れ。いつか我が家にも。
(2階からの南側景色)
遠くに見えるのは西吾妻山。天元台スキー場がある山です。
冬になるとスキー場のゲレンデが白く浮かびあがり、その形が
剣を持って馬に乗った人に見えるので「白馬の騎士」と呼ばれているそうです。
「白馬の騎士」が浮かび上がる頃には完成の予定です。