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NMK

 

東海地方に計画中の住宅です。

竣工:2019年8月

用途:住宅

建設地:三重県

木造2F・新築

設計・監理: 塚野建築設計事務所

  施工: よしおか建築工房

写真:   星野裕也

「古墳の向こうに空が見える家」

 

三重県の郊外の街に、夫婦と子供2人、犬1匹が暮らす住宅を計画しました。

敷地は3方向住宅に囲われ南側は交通量の多い道路に接しています。

 

道路の向こうには標高30mくらいの古墳があり樹木に覆われています。

恵まれた条件の景観なのですが標高30mの古墳までの水平距離が近すぎるため

計画敷地の地盤面レベルでは日照を得るのが難しい状況でした。

 

はじめに生活の中心となる空間の地盤面からの高さと古墳までの水平距離を調整し

「古墳越しに空が見える」位置を探してちょうどいい場所に配置する事にしました。

 

次に交通量の多い前面道路からの視線を遮りながらも、

古墳の樹木を眺めながら生活できるように主となる空間を

凹形に下げる事にしました。

 

景観と日照の面から生活の中心となる空間を地盤面から上げる計画としたため、

日々の生活と街との関係が希薄になってしまわないように、

前面道路側に外のような内のような空間を計画しました。

この半屋外の空間は施主が希望していた

ボルダリングのトレーニングをするスペースとして使ったり、

将来的に教室やお店として街とつながる空間に転用できるような

余白としての空間です。

 

凹んだ空間に少し籠った感じで

古墳の樹木を眺めながら生活出来る

楽しい家になりました。

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