2018年の初仕事は観客席にDIVE!!
ではなく空にDIVE!!
でもなく床下にDIVE!!です。
中古住宅を購入する方からの依頼で既存住宅の簡易調査に来ました。
床下や天井裏に入ると色々な情報を得る事が出来ます。
基礎と土台を固定するアンカーボルトの有無や位置
基礎と柱を固定するホールダウンアンカーの有無や位置
断熱材の充填状況
筋かいの設置
配管の状況や外部から確認出来ない基礎のクラックや劣化状況
小屋裏からは金物の設置状況や雲筋かいの設置状況、各構造部材に流れる荷重のバランスなどが確認出来ます。
設計事務所の仕事はデザインの裏付けとなる構造を確認したり劣化に対する考え方を明確にしたうえで業務を進める事が重要だと考えています。
「ペンより重いものは持たない」って誤解される事も多いですが調査のためにはバールや鋸や金槌を使って床下にDIVEします。