2014年に既存住宅に増築した6坪のサウナ小屋には焼杉の外壁を張りました。この建物は実は私達の実家の離れで、サウナ好きの父のために建てた建物です。事務所も近いので打合せスペースとしても活用したり、サウナ好きなお客さんに体験してもらいたいなぁという思いがありましたが、いまだかつて打合せ中にサウナに入った方はいません。
当時、コストを抑えるために外壁はホームセンターで購入した12mm厚の焼杉をはりました。劣化が早ければ足場だけ架けてもらい、自分達で張替えるつもりでしたが、10年経過した現時点で、炭化部分がだいぶ落ちてきてはいますが性能的には問題無しです。ホームセンターで購入した焼杉なので炭化層が薄いことも関係していると思いますが、しっかり炭化層が厚くなるように作れば、ほんとに100年くらい、いけるんじゃないかなぁと自信がでててきちゃいました。経年変化に対する美観的な感覚は個人差がありますが私としては「味わいがでてきていい感じ!」の合格レベルです。
↑2023年現在の10年目の焼杉。写真正面は東側で一番炭化層が落ちている部分。
↑2014年竣工時の外壁。
しばらくはまだノーメンテナンスでいきます。5年後にまたご報告します。
竣工時の他の写真は→こちら